動脈硬化症について

当クリニックは、3つの診療方針に基づき、「日々是診療」を実践しています。

第一に、障害が残る脳梗塞や心筋梗塞を防ぐための動脈硬化対策。
第二に、加齢とともに起こりやすくなる転倒・骨折の原因や内臓疾患を引き起こす円背の原因となる骨粗鬆症対策。
第三に、高齢者の方が、家に閉じこもりがちになることで誘発される認知症対策等を二瓶クリニックと二瓶クリニックデイサービス双方で「医療と介護」の両面から地域医療に取り組んでいます。

当院の院長は、循環器内科の専門です。医療方針の第一に掲げる「動脈硬化対策」に思いが込められています。

日本人の死因のトップはご存じのとおり「がん」です。
しかし注目すべきは、2位と3位にランクインする、脳血管疾患と心疾患です。これらの病気は、「動脈硬化症」が原因となる血管の病で、主に脳梗塞や心筋梗塞が占めています。1位のがんに注目が集まりがちですが、実は、2位と3位の発症数を合わせると「がん」よりも多いということを、皆さんはご存知でしょうか。

だからこそ気をつけたい「動脈硬化症」

脳梗塞や心筋梗塞のような深刻な病を引き起こす原因は、偏った食事や慢性的な運動不足、喫煙や飲酒、ストレスなどで生活習慣の乱れにより発症する生活習慣病です。主な生活習慣病には、高血圧症、糖尿病、脂質異常症、肥満といった病気があげられますが、これらすべてに共通しているのが「動脈硬化症」です。

当クリニックでは、循環器内科の専門として、動脈硬化症の治療と予防に力を入れております。
血液は、体の各組織に酸素や栄養素、ホルモンなどを送り届け、老廃物の二酸化炭素を回収する働きをしています。その通り道になるのが血管です。きれいな血液なら、細い血管でもサラサラと楽に流れることができます。しかし、血液が汚れてドロドロの状態であったら、当然のことながら血流は停滞し、酸素や栄養素などが体のすみずみまで行き届かなくなってしまいます。さらに、ドロドロの血液の状態が続くと、血管そのものが障害を起こしてしまったり、血管の内側が狭くなったり、血管壁が硬くなったりします。これが動脈硬化症です。

正常な血液・血管

血液が汚れて停滞している状態

障害を起こして狭くなった血管

動脈硬化症は全身血管病で全身の種々の臓器に分布している動脈が閉塞し、脳梗塞、心筋梗塞、下肢閉塞性動脈硬化症などを併発してきます。外来では、問診、血圧の測定(AI測定)や採血などにより、下記①②③に対して可能な限り包括的にコントロールしています。

①動脈硬化の原因となる疾患のリスク管理
高血圧症・糖尿病・脂質異常症 など
②食習慣の管理
偏った食事摂取、飲酒などへの対策
③生活習慣における管理
喫煙、ストレス、肥満、運動不足などに対する対策

動脈硬化についてのチェックは、CAVI(血圧脈波検査)や頸動脈エコーによる検査を行い、経過をみております。動脈硬化の進展により、血栓形成から血管の閉塞が予想される場合には、抗血小板療法(血液をサラサラにする薬の処方)を行っています。

検査でわかる「動脈硬化症」

CAVI検査とは?

自覚症状がないことから「沈黙の殺人者」と呼ばれる動脈硬化症ですが、簡単に発見できる方法があります。それが「CAVI(キャビィ)検査」です。
この検査では、あお向けに寝た状態で両腕・両足首の血圧と脈波を測定します。時間は5分程度で、血圧測定と同じ感覚でできる簡単な検査です。結果もすぐに出るので、その場で医師からの診断が受けられます。

測定項目
①動脈のかたさ
②動脈の詰まり
③血管年齢

動脈のかたさを表わすのが「CAVI」です。動脈は血液を全身に送るポンプの役目をはたしていますが、ポンプの内側の圧力(血圧)が変化したときのふくらみ具合をみることによって、ポンプのしなやかさ、つまり動脈のかたさがわかるというものです。動脈硬化症が進んでいるほど、「CAVI」の値は高くなり、9.0を超えると約半数が脳動脈か心臓の動脈である冠動脈に動脈硬化症を発症しているという研究結果もあります。

頸動脈エコー検査とは?

頸動脈エコーは、簡便で視覚的に動脈硬化の診断が出来る検査です。
全身の動脈硬化の程度を表す指標を評価できます。また、脳血管疾患に対する評価も用いられます。動脈硬化を起こすと血管壁が厚くなったり硬くなったりします。その様子が画像で簡単に確認できます。被曝も痛みもありませんので、年月を追って動脈硬化の進み具合を知る事が簡単に出来、食生活の改善や運動療法、投薬などによる予防が可能です。

検査のしかた

この検査では仰向けに寝た状態で枕を外し、首の部分に、ゼリーを塗りプローブをあてて、検査をしていきます。
左右合わせて数分程度で終了する簡単な検査です。痛みもありませんし、リラックスして受けていただけます。

観察項目
①動脈硬化の有無
②つまり具合の観察
③プラークの観察

0242-58-3885

診療時間:
午前8:30-12:00 / 午後2:00-6:00
(水、土は午前8:30-12:00のみ)
休診日: 日曜日・祝祭日

午前
午後 - -

クリニック敷地内はすべて禁煙です

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